このホームページのアクセス数分析(曜日編)

 

 ホームページ作成者にとってもっとも関心のあることのひとつは、自分のページがどれくらい見られているかということですよね。そのことを端的にあらわすのがアクセス数なわけです。

 まあ、私もアクセス数は気になるところで、毎日自分のページを見るたびに、表紙の下のカウンターに目が行ってしまったりするんですけどね(^-^)。

 まあ、気にしているだけもしょうがないなあというわけで、アクセス数に関してデータを取ってみたりしていたんですが、まあ、このたび、それなりのデータがたまったので分析してみようかなあなどと思い立ちました。

 そこで、1999年4月29日〜8月15日にかけて収集した、このホームページへのアクセス状況のデータを分析してみました。

 まず、第一弾として、曜日に関してみていきたいと思います。

 各曜日ごとの1日平均のアクセス数は Figure 1  のとおりです。

 Figure 1  から、直感的に曜日によってアクセス数にばらつきがあることが読み取れます。土曜日が一番少なく、次に日曜日で、一番多いのが月曜日といった感じです。

 直感的には感じられる曜日によるアクセス数の差が統計学的・数学的にはどう言えるのかを調べるため、1999年4月29日〜8月15日にかけての一日のアクセス数の曜日ごとのグループに関して、一元配置の分散分析(3つ以上の平均値の差を見るのに使う検定)をしてみると Table 1 ,  2  のように、有意水準1%においても有意な差が見られました(P-値が0.0091で0.01すなわち1%以下ですのでそう言えます)。

 これは「各曜日の一日あたりのアクセス数の平均値が等しい」ということを否定しても確率で言って1%しか間違うことはないよという意味ですから、まあ、曜日によって一日平均アクセス数に差があるということが、統計学的・数学的に証明されたわけです。

 さて、曜日ごとに一日平均のアクセス数に差があるのですが、前述のように Figure 1  を見ると、週末である土日にアクセスが少なく、ウィークデイ・平日にアクセス数が多く特に月曜が一番多いことがわかります。

 その理由を考えますと、やはり、土日は遊びやその他出かけている方が多く、パソコンに向かっている方が少ないのではないでしょうか。モバイルがはやりとはいえ、土日に出かけてまで、ノートパソコンなり携帯端末でネットサーフィンをされている方はまだまだ少ないかと思われますので、本ホームページへのアクセスが少なくなるものと思われます。

 また、会社・学校などから本ホームページをご覧になられている方も多いかと思われますので、会社・学校が休みの場合が多い土日はアクセス数が減るものと思われます。パソコンの普及率は年々高まっているとはいえ、個人のパソコンを持っておられない方もまだまだおられると思われ、そういう方にとっては休日はネットにアクセスしたくともアクセスできないところですので、。

 平日にアクセスが多いのは、その反対に、あまり出かけておられる方が多くなくパソコンに向かいネットサーフィンをされる方が多いことや、会社・学校からのアクセスもあることが高いアクセス数につながっていると思われます。

 このことは、アクセスする時間帯に関して分析することによってより明らかになると思いますので、今後していきたいと思います。

 それにしても、週の初めである月曜日に一番アクセスが多いというのは、どうしてなのでしょうか。会社からつないでおられる方などが「さあ!!今週もがんばるぞ!!いっちょ、もてない男のページを見て気合を入れようか!!」って感じでアクセスされたりするんでしょうか・・・(^-^)

 個人のパソコンを持っておられない方が、あたかも、以前やっていたマイクロソフトのCMのごとく「月曜が待ち遠しい!!」というわけで、このページを週はじめ会社・学校などで見ていただけるとしたら(ここらへんは相当夢想モードです(^-^))、すっごくうれしいなあ(^-^)

 

戻る