キスしたり抱きあったりってさ・・・

 洋画とか海外ドラマで、ひんぱんに、かつ、すぐに出てくるじゃないですか。
 まあ、私は映画(特にハリウッド映画を初めとする洋画)を見ることが大好きなんですけどね。映画館に行く度に周りのわんさといるカップルを見ながら今度こそ二人で来るべさと決意を新たにしながら、次回念願かなって二人で映画館行ったら男性の友達だったってありがちな落ちだったりしてね。なんてことはどうでもいいんですが、洋画!なんで男女があんなにべたべたしているのかなあ?
 洋画に限らず、海外ドラマとか見ていてもそうなんだけれども、また、初対面挨拶段階からキスしたり、抱き合ったり、よくもまあ、そこまでできるなあなんて感じですけどね。文化の違いといえばそうなんでしょうけど・・・。

 でも、ドラマとか映画って現実にありえないことが描かれていたりもするじゃないですか?そんな感じで洋画・海外ドラマも現実にあまりないことを描いているかもしれないかななんて考えてみたところで、身体的接触の日米比較について興味深い調査があるんです。バーンランドという学者が1973年(私が生まれた翌年ですね)に調べた調査です。下図の通りです。


                       松井 豊 著 「恋ごころの科学」 サイエンス社 から抜粋

 まあ、異性の友人間ではアメリカの学生の方が日本の学生より多くの体の部分を触れているようですね。このような客観的な調査によっても、まあ、洋画・海外ドラマの抱き合ったりキスしたりというシーンは映画・ドラマ内だけのフィクションだけではなく現実にもありそうですね。
 ま、この調査はずいぶん古いわけで、最近では日本でもかなり身体的接触は盛んになってきているのはまあよく見かける通りですよね(まあ、公園とかそこかしこで)。
 
 洋画・海外ドラマのそんな身体的接触シーンなんかを見ていると、高校時代、文化祭の終わりでフォークダンスとかの時に女の子と手を握り合うだけで、まっかになってしまったというか・・・感極まってしまっていた私なんかは立場なしという感じになってしまいますがね。

 でも手を触れ合うだけで感極まれるっていうのは、日本という身体的接触が浅い文化における、もてない男をやっている者の特権なのかもしれませんね。
 そう、たいしたことないと言われることでも感激できるのって幸せですよ・・・実際。幸せって自分が幸せと思えるかどうかですからね。

 

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