26才の嘆き
 

 今現在(’98.7)私は26才です。
 トシをとってしまいましたねえ。このトシになるとなにが困るかって・・・。それは周囲の異性がほとんどステディなパートナーを持っているって思われる事なんですよ。統計的な数字では、まあ、どうなのかは分からないのですが・・・、感じとしてはそう感じますね、近頃とみに。結婚の話しなんかも結構聞こえてくるし・・・。
 まあ、四捨五入をして30というトシになってちょっとあせりが入っているから余計に感じるんでしょうね。

 気になる異性がステディなパートナーがいると分かった後に、とれる行動は以下の二つに大別されるでしょう。

 1. 自分の方を好きになってもらおうとする

 2. あきらめる
 
 
 みなさんはどちらの行動をとられますか?

 1.は勇気がいりますよねえ。乱暴な言い方をすれば奪っちゃうことですし。すごいエネルギーが必要ですし、人を傷つけてしまうかもしれません。
 そんなわけで、少なくとも、わたしは今のところできないなあ。
 でも、不倫関係とかでなければ必ずしも悪いと言いきれるものではないのかもしれませんし、「失楽園」をはじめ不倫がドラマねたでもてはやされるのは、やりたくてもできない魅力的なものであるからかもしれないわけで、1.的行動は案外あやしい魅力のある行動なのかもしれませんね。

 1.的行動はできない(しない)わたしは必然的に2.あきらめる、という行動になるわけですが・・・。

 あきらめ続けて26年なんて感じのわたしは最近は「この人きれいだなあ・・・でも、絶対彼氏いるよ、こんなにきれいだもん」なんて確かめもせずにあきらめがちに思うようになってしまってイカンイカンと思っています。だめですねこんな風に弱気では・・・。
 
 でもさ、本来的には気になる異性がステディなパートナーを持っているかどうかってことは一つの条件に過ぎないじゃないですか。でも、告白なりなんなりのアクションを起こそうと思う時、それはまるで漬物石のごとく重くのしかかってきますよね。で、2.あきらめる、となるのでしょう。2.あきらめる というのは、はっきり言って一般的な答えだと思いますよ、実際。  普通はそうだというか・・・。

 でも、気になる異性への思いって、そういう一条件によって封じ込まれてしまうものなんでしょうか?人の思いってそんなに簡単なものなのでしょうか?

 それについてはわたしは分かりません。少なくともわたしはその一条件で気持ちを封じ込めて来たんでしょうね。
 

戻る