石橋を叩いて渡る
「石橋を叩いて渡る」
慎重に物事を行うことを指す言葉ですよね。石橋というのはそもそも木の橋とかと比べて頑丈でほとんど折れたりはしないものなのだが、それをなお叩いて安全を確かめて渡るということから前記のような意味が出てくるわけです。有名な言葉ですよね。
さて、この言葉をちょっと変えていって
「石橋を叩いても渡らない」
現実には・・・これもありえそうではありませんか?慎重に検討して大丈夫と思っても・・・なんか忙しかったりお金がもったいなくなったりして、やっぱ、いいや〜ってなってしまうこと、ありそうでしょ?
さて、もう一段変化させて
「石橋を叩き割って、渡らない」
こうなるとギャグですね。なんか漫才かコントのネタですよね。あほかーってハリセンが飛んできそうな。わざわざ頑丈な石橋を叩き割って渡れなくしてどないすんねん・・・。
でもね、恋愛マターに関しては私はこれやってきちゃったと思うんだ。女性の方からアプローチの影も見えたりしてさ、いまこそ告白すべき時だっていう時にね・・・「いや、まてよ、多分大丈夫とは思うが・・・まだこんな可能性もあるかも」などと少ない可能性におびえて告白をちゅうちょしてしまい・・・結局せずじまい。なんかそういったちゅうちょを積み重ねていくうちに時が流れ・・・告白できない状態に陥っていく(まあ、たとえば転居したり、学校を卒業したりね)。そう、石橋を叩き割っちゃっているんですね。だめですね〜(^-^;
そう、「石橋を叩き割って、渡らない」そんなギャグにしかならないことをやってきてしまったのだなあと、「後悔先に立たず」そんな言葉を反芻しつつ・・・過去を振り返ってみる事もありますが。
ええ、思いましたよ。時を巻き戻せないかなって、あの時に戻れないかなって。今度はうまくやるのに。ああ、タイムマシンがあればな。ドラえもんいないかなって。
でも、できないんですよね、時の巻き戻しは、過去に戻ることは。当たり前のことですが・・・。 わかっているんですよ、頭の中ではね・・・。
うん、できないことをいつまでも思っていてもしょうがないんだから、前を向いていこうと思うようになりましたね。そう、過去のことは勉強としていけばいいわけだから・・・前を向いて歩こうってね。
もしかしたら恋愛に関しては石橋なんてぜいたくなことを言っていちゃいけないのかもしれないな。ここぞという瞬間には、木の橋でも渡る勇気は必要なのかな・・・。