やっちまった


 「とうとう、やっちまった・・・」



 私は震える手を、定まらない視線で眺めながら、つぶやいた

 「ばらすのはもっと後でもよかったかもしれない・・・」
 「いやいや・・・なにも、ばらすのは初めてのことじゃない・・・これでよかったんだ」

 いろいろな考えが頭の中を交錯していた。

 どれ位、時間がたっただろう・・・それもよくわからないが、私はおもむろに電話に手をかけた

 

 

 

 さて、私はなにをしたのでしょう?おわかりになりますか?