海が見たくて・・・海の上の駅、海芝浦に行く 2003.9.26

 そういえば、『海の上のピアニスト』という映画があったが・・・、海の上の駅があるというのは知らなかった。

 今日は秋分の日、9月23日で休日だ。僕はお休みを取ったこともあって、今日まで4連休ではあったのだが、暑くなったり寒くなったり気候不順ゆえか日頃の疲れが出たのか風邪を引いてしまい、具合思わしくなく台風も来てたりして3連休をどうもインドアで過ごすことが多かった。

 体調も回復した今日、とてもとても晴れていていい天気・・・いい天気だと、なぜか海を観に行きたくなるのが僕の"さが"であるらしい、どうしても海に行きたくなった。

 気軽にメジャーどころの、横浜・山下公園とか鎌倉とか行ってもよかったのかもしれないが、どうもそういうメジャーどころは混雑が先に立つし、カップルもわんさといるだろうし、海を観ながらひたるという気分にならないからなぁ・・・と思っていたところで・・横浜駅からも京浜東北線で2駅の鶴見駅から出ている鶴見線の終点、海芝浦駅というのが、海の上にあり、しかも下車できない駅であるという。そして景色は抜群だということを調べ当て、なんか良くな〜い?とやる気がみるみる出てきて行くことにした、海の上の駅。

 

 ほら、こんな昔の総武線みたいな黄色の電車が健在、海芝浦は終点。気分は終着駅エメラルダスを目指す鉄郎♪休日は海芝浦行きは1時間に一本のようだ。こんな都会野間ん中で未だあるんだそんなこと・・・そして、終着駅で僕はなにすればいいのか、1時間も次を待つのか?そんなことは燃えている僕にはあまり関係なかった。

終着駅までの切符を握り締めて鉄郎気分高まる♪でも片道。その後のことは考えていない。

 そろそろ終着・海芝浦、高まる期待。

で着いたところは・・・

確かに海っぺり、海にせり出す感じで駅がある。

駅舎の壁の下からのぞき込むとそこは・・海。

と守衛所の入り口にある

 一般人は下車できない、東芝の事業所への通勤者専用の駅なのだ。鉄郎気分で勇んできた僕はその点は考えていなかったわけで。まさに終着駅エメラルダス的だ(^-^)

 で、ここでどうしろと?という感じである。

 ここでもしかして次の1時間待つのか?と一瞬不安がよぎったが、ここが終着駅、乗ってきた電車がすぐには折り返すわけではなく、20分後くらいに折り返すので、その時間だけこの一般人がいていいところにいればいいわけだ。

 しかも、海芝公園という公園まで設けていてくれている。

 そこからは・・・

 こーんなすばらしい海が観れるんだ。すごいよね。

 とてもよい海を観れた・・。静かな海。

 

 そして、この守衛室の門をくぐって改札を抜けることができることは・・・多分ないだろう・・・

戻る