イルミネーションに感じるもの(2000年クリスマスを控えて)

 イルミネーションまたたく季節になってきました・・・そう、これを書いている2000年12月初旬(12月10日)は、もうクリスマス商戦も本格化し、デパート商店街でのイルミネーションはもちろん、なんだか、最近では個人宅でもイルミネーションを設けるところも多く・・住宅街に入ってもイルミネーションがあり、もう、仕事帰りなどは職場を出てから家のドアに入るまでずーっとイルミネーションづくしって感じですね(^-^)

 まあ、以前はこういうイルミネーションを見ると、ステディな彼女のいない自分の切なさみたいなものが身にしみて・・・なんだか、暗い気持ちになっていましたが・・・最近は、以前ほどにはイルミネーションに切なさを感じることもなく、結構楽しんでいたりして・・そうわざわざ個人宅でイルミネーションしているところを回り道して寄ってみたりしてね(^-^)

 まあ、皆さんだってそうだと思うのだけど、幼かった頃はイルミネーションを見て無条件にワクワクしていたはず・・そうイルミネーションって本来的にはワクワクできるものなのでしょう・・・
 でもいつの頃からか、イルミネーションはステディな彼氏・彼女と見るべきものなんて思い込んでしまって、イルミネーションを見るとワクワクよりも先にさびしさ・切なさが想起されてしまうってことなのでしょう。

 ところで、僕はひそかに自分をイルミネーション専門家と自負しております。ターミネーターならぬイルミネーターって感じでしょうか(^-^)
 というのも、僕のイルミネーション暦は長く・・・ほら宮城県・仙台とか北海道・札幌とかに住んでいましたので・・仙台であれば光のページェント、札幌であればホワイトイルミネーションといった全国でも有数のイルミネーション地帯が生活圏にあったんで、いやおうなくイルミネーション専門家と化せるわけ(^-^)

 まあ、その頃はいい年頃だったし(今だっていい年頃か!?28歳(^-^))一人暮らしだったから、やっぱさびしかったよねえ、切なかったりもしたよ・・・一人でそんなとこ歩いていると・・・ゲーセン行って夕方、イルミネーションが点灯しているわけだよね・・そこをとぼとぼ歩いたり、バス停でバスを待っていたり(^-^)まあ、でもいつもそう思っていたわけではなくふと思うって感じで、普段はイルミネーションきれいだなって言う幼い頃のままの自然な感情だったのだけどさ。

 まあ、イルミネーション見て感じる切なさは、まあ、僕自身もてない男なわけで、男性特有のものかなあ・・なんて勝手に思っていたんだ・・・だって、クリスマス近づいて相手がいなくて、寂しいよおってうめいている姿はどっちかっちゃー男の方が目立つようだからさ(^-^)

 でもさ、最近職場の同僚の女性とイルミネーションの話題で話していて、「イルミネーションの街路を一人歩いていると、なんか・・・」っていう旨の発言を聞いて・・・ああそうかあ女性でも一人イルミネーションの下っていうのは寂しいものなんだなあなんて初めて気づかされたわけで(まあ当然と言えば当然か(^-^))でも
 まあ、その会話はイルミネーションまたたくのは、寒い季節・・・体も寒いけど心も寒いもんだねえなんていう共通の意識を確認して終わったわけだが・・・男も女もイルミネーションに似たようなこと感じるものなんだね(^-^)

 まあ、身も心も寒いって・・・僕がイルミネーションを鍛えたのは北国仙台や札幌・・・体はよっぽど冷えきっていましたし(特に札幌(^-^))

 でもさ、無邪気にイルミネーション眺めれば本来的にはワクワクできるもの・・相手がいてもいなくても心は暖かになれるもんさ(^-^)・・・ね?

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