地下鉄

 

 ニューヨークの地下鉄で使ったメトロカードです。改札口でこれを通すことによって駅に入れます。

 一回入るのに$1.5であとは改札を出ない限りこの値段でずっと乗れます(長距離乗る場合は結構お得・・・飛ばすみたいなもので一律料金なわけです)

 また、日本における同様なプリペイドカードとの大きな違いは、再補充できること。

 "Refill by seven dollars"などと言って、7ドル分補充してもらいました。

 「夜はこわい」「落書きが多い」「危険だ」という悪評も高いニューヨークの地下鉄ですがいちおう無事に乗りまわしてきました。

 最初にJFK.Airportからマンハッタン市街までバスに乗った以外は、ニューヨークでの移動はすべて地下鉄でした。

 帰りはJFK.Airportまで地下鉄と無料のシャトルバスを乗り継いで2時間くらいの道のりを結局$1.5で来てしまいました。行き道にバスで空港から市街まで十何ドルかかかったことを思えばすごくお得でした。

 ただ、地下鉄も一本では行ってくれず、乗り換えて急行をつかまえてホッとしていたところ、実はその電車では空港最寄の駅に行かないことが発覚しまた乗り換え、バスもどこで降りたらよいか迷うなどいろいろ波乱を感じなければならなかったのでしたが(^-^)

 ただ、ニューヨークの地下鉄、悪評の雰囲気はもちろんあったわけで・・・

 たとえば「落書き」。窓ガラスに傷つけて書いてあるんですね〜。それが側面の窓ならまだわかるんですが列車前面の窓にも・・・どうやって傷を入れたのだろうと思うことしきりでした。

 また、突然歌い始める人がいました。大体、扉がしまって列車が動き始めたくらいのタイミングで。それから歌い終わると感か何かを持ってお金をもらいだす・・・要は物乞いということになりますでしょうか。黒人のおばさんといった感じの人もいましたし、3人組の男性という場合もありました。

 結構、目が点になりましたね・・・日本ではめったにお目にかからないであろう光景ですが、ニューヨークでの3日間の滞在のなかで3回も遭遇したのですから。

 あと、ニューヨークの地下鉄の駅には「off hour waiting area」というのがあって、人の少ない時間(オフアワー)にはここらへんで待ちなさいというエリアがあるんですよ。そうすれば、人けもあるから犯罪にもあいにくいし、大体車掌や警官の乗っている列車の中央あたりになるからというわけです。

 もう、地下鉄を運営している側から犯罪が想定されているわけで・・・それはそれでやや不気味なわけですよね。

 まあ、でもニューヨーク・マンハッタンは信号が多いんですよ。碁盤の目なのはいいけどいちいち信号がある・・・だから渋滞は有名ですよね。その点で地下鉄は便利なんですよ、渋滞知らずだし。そういった意味で便利に使ってきました。もうニューヨークの地下鉄ならまかせてと言えちゃうかな(^-^)。

 初日なんやかんやで夜8時半に地下鉄に乗ってしまったので、その後はかなり慣れて最終日は夜9時半くらいの地下鉄に乗ってしまったかな。やや無謀だったかも・・・。

 でもまあ、そんなこんなで、ニューヨークでの地下鉄体験、期せずして思いで深いものになりました。

 

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