メガネにもらった自信

 僕はメガネ人(びと)である。

 メガネのお世話になるようになって、かなりの年数が経つし・・・実はメガネが好きだし、ひそかにけっこうこだわっているんだ。(参考 プロフィールのキーワード:メガネ) 

 でも、持っているメガネは多くはない・・・今で、3本目。でもこだわりというのは形状記憶フレームであること。形状記憶にするとそれなりに割高になる場合が多いのだが、かなりハードにメガネを使う僕にははずせない要件だ。

 今つけているメガネのフレームのブランドはシャルマンというところのもの。雑誌でシャルマンのブランド名を見つけて、それを探していたのだが、格安系メガネ量販店でそれを見つけたので買ったのだ。

 でも、ひそかに、どうしても、格安系メガネ量販店で買ったという意識から、本当にいいものではないのだろうなぁという若干見下した意識がつきまとっていた。そして、いつかは高級系メガネ店で買いたいなぁと。

 ところで、この前、2002.6.19〜22にかけて韓国を旅してきたんだ。ソウルにね。

 ソウルの南大門市場というエリアが、メガネが安いということで有名らしいということを知って、足を運んでみたんだ。

 そして、数あるメガネ屋さんのひとつに入り、まぁ、売り込みを受けてみたんだ。

 ひとりの店員と商談中・・もうひとりの店員がメガネを超音波洗浄機にかけてくれたんだけど、フレームをチェックして、僕と商談していた店員に耳打ちするんだよね・・・「シャルマン、シャルマン・・」って。

 とたん、商談していた店員の態度が変わり、「お客さんのフレームほどじゃないけど・・」とか言いながら、ブランドもののフレームを持ち出してきたりしてさ・・・けっこう高いものを売りに出てきたり・・・

 そう、要は、僕が、格安系メガネ量販店で買ったからと言うことで若干の引け目感覚を持っていた、シャルマンのフレームが、実はかなり高級なものだったらしいということだ。そう、国際的に認められているという意味でもね。

 そうかぁ、過小評価していてすまんなぁ、わがメガネ君・・すまん。ということでシャルマンのフレームを選んだという点での自信を取り戻したわけ。

 このことから考えたことがある。

 ほら、めげてみたり・・・そう、たとえば、なんか、失敗してみたり、また、失恋してみたりとかでも、自分ってほんっとだめやなぁと思ってしまって・・・それらが重なったりすると、自分を低く見積もるようになったりもするよね。

 でもさ、そんなことないと思うんだよな・・・出るとこ出れば、すっごく、価値をもって見られる場所がきっとある。

 だから、それを信じていこうよって思う。

 僕だって、ここで「もてない男」として語ってはいるけど・・・そういう信念は持っているさ♪持ちたいとも思っている。

 そう、メガネにもらった自信(^-^)

 

2002年7月1日

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