積極性の行方

 わたしは常々恋愛にかんして積極的にならねばと語ってきたし、それはとりもなおさず、恋愛に関して消極的な自分を鼓舞し、その決意宣言の意味もあったのである。

 ただ、積極的に動いた結果を考えると・・・ ・・・ これが消極性の原因ですよね。もし、失敗したらと考えるとどうしても動けなくなってしまいますよね。ま、ある程度そういう自分が傷つく可能性を乗り越えてはじめてゲットできるものだからこそ恋愛行動の成功はうれしいものですし、魅力的なものなのでしょう。

 さて、仮にある男性が念願の意中の彼女と一緒に映画に行ったとして、積極的に動いた彼は・・・

 こうなってしまった・・・(図の意味がとりにくい面もあるかもしれません、左側のカップルにおいて映画館でドサクサに女性の肩を抱こうとした男性が女性にひっぱたかれる図です)。

 彼は「積極的」を履き違えてしまったのでしょうか・・・。まあ、そうは言いきれないと思うんですよね。もし、彼と彼女の関係がより進んだ親密なものであったならば、こうはならないどころか、彼女は肩をより寄せてきたかもしれません。彼女が彼により好意を寄せていたならばこうはならなかったかもしれないですね。

 まあ、そうじゃなかったからこうなってしまったのでしょうが・・・。

 難しいですねー。同じように積極的に動いても相手の自分への好意の度合い、相手と自分の関係の深度によって結果は大失敗から大成功まであるのですから。

 うーん、どうすればいいんだろ(^-^)。まあ、ケース・バイ・ケースとしか言えないですよね・・・でも悩ましいところですよね。

 

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