身を焦がすような・・・
身を焦がすような想い・・・恋には付き物と言われますよね。
この前見た映画、「ジョーブラックをよろしく」では主人公のひとりアンソニーホプキンスが「身を焦がすような恋の情熱、それなくして人生は空しい」そんなような旨のことを言っていたように思われる(何しろ記憶に頼っているので大幅な字句的違いはお許しを・・・)。
みなさん。そのような身を焦がすような恋の情熱って体験したありますか?
僕は・・・そうだなあ、若いころ、そう二十歳前後かなあ、は、あったかな。まあ、片思いの情熱ですけどね(^-^)。そう、あの人を想うといてもたってもいられないと言うかそんな胸が締め付けられるような想いというか・・・。
なんかちょっといつもと違うよ、ちょっと熱でもあるんじゃないの?とか聞きたくなる方も多いかな(^-^)。そうですよね・・いままでこんな書き方で語ったことなかったですもんね。
そうですねえ・・・ネット恋愛がテーマの映画「ユー・ガット・メール」を見て感動したからかもしれないし、NHK土曜ドラマ「チョコレート革命」の最終回を見たからかもしれないし、両方を同日見たので興奮しているからかもしれない。
でもね、やっぱ、身を焦がすような恋の情熱・・・想い・・・これは憧れですし、恋と言うものに関して絶対的に必要なのだと思うんだな。
なぜこんなことを言うかと言うと・・・26歳の今の自分を見るにつけ、そういう情熱がつくづく冷めてしまっているな・・・老いたのかなあと感じたため。
昔はね・・うん・・・片想いでもなんでも胸を焦がすような情熱があったんだ・・・だからまだ今よりましだったとも言えるのかもしれない。
今は・・・そう、そういう片想いの情熱さえなく、いいなと思う女性がいても、「あ、彼氏いるんだあ」・・・そうかあ、じゃ、あきらめんべといった感じであきらめちゃう。まあ、あきらめられるのだからその女性のことをそんなに好きではなかったのかなあと思って解決済みにしたりして・・・。
こんなホームページやっているとさ、いろいろな人に、よく、「かずさん、今好きな人いないの?」って聞かれたりするんだけど・・・うーん、そういう質問は結構答えに窮するんだよね、だって、好きだっていう情熱を忘れかけているし・・・うーんとうなってしまう。
でさ、「どういうのが好きだっていうのかなあ?」と問い返してしまったりするんだけどね。
うーん、抽象的にはわかっているんだ、表現できるんだ。身を焦がすような恋の情熱をぶつけられる相手が「すき」な人なんだって。
でもね、その情熱がどこから発生するかわからないわけで・・・。まあ、僕みたいに若いころのがむしゃらな情熱を失いかけているような年頃になってしまうと、うーん、このまましぼんだままいってしまうのかなあと不安になってくるし。反対に楽観的な見方をすれば、まだそのような情熱をぶつける女性に巡り会っていないのかもしれない。でもどっちなのか、それともいずれでもないのか、それは今の私にはわからないんだよね。
身を焦がすような想い・・・これをもう一度してみたいし・・・こんな想いを持ったとき自分はどんな恥も外聞も気にせず動けるんだろうなと思う。理屈ではなくてね。
そんな情熱的な想いを抱ける日が来るのか・・・はたまた来ないのか・・・