「キャーキャー」っちゅーの初体験

 

 そもそも僕は「もてない男」なんて自称している者である。容貌だってそれにふさわしく、ごく十人並ってとこであろう(私のプロフィール 参照)。ってことで、女の子にキャーキャー言われるなんて経験は皆無に等しい。

 まあ、そんなことはアイドルなり、かっちょいいサッカー部のキャプテンなりにまかせておけばよい・・・なんて思っていた・・・そう今日まで。

 ところが、なんか今日、女の子たちにキャーキャーされてしまったのである・・・中学生か高校生くらいの女の子たち数名である。いや、別にチカンをしようとしてキャーキャーされたってわけでは決してない。いい意味でのキャーキャーだったのだけどね(^-^)

 なぜ?

 そう、僕はゲーセンでDDR(ダンスダンスレボリューション)が大好きなことは前々から語ってきていたわけだけど(なにそれっていう人は 図説版プロフィール を今すぐチェック(^-^))・・・まあ、今日も近所のゲーセンでそれをやっていたわけなんだけどね・・・
 まあ、DDRも、はじめのうちこそ・・ああいう目立つゲームだから観客もついたわけだけど、もう出てからずいぶん長くたっている・・そう3年位かなあ・・ってことでまあ今やっていてもあまり注目もされないし・・そう僕もうまいとはいっても、もっとうまい人はたくさんいるから、まあ、最近はほとんど見向きもされない・・まあ、自分のエクササイズとして少しやっているってなもんなわけだ。まあ、DDRやってやせたってこともあるから、少しはやりつづけないとリバウンドしちゃいそうだしね(^-^)

 ま、そんなことで今日DDRをやったらさ、僕の前にやっていたその女の子グループが僕のプレイを見て、感心してたわけよ・・感心っていうより、やっぱキャーキャーっていう方が合っているような感じで(^-^)

 なるほど、僕はそれなりにうまい、っていうか素人さんから見れば、やっぱすげーよって思うレベルであろう。でも渋谷なり新宿なりではもっとうまい人がごろごろしているわけだから・・・まあ、ローカルな近所のゲーセンということが幸いしたのかもね(^-^)あと、女の子たちも、そんなにDDRに慣れていないという面もあって新鮮だったのだろう(となると中学生かな(^-^))

 まあ、でもそのキャーキャー度はかなりなもので、こっちが恐縮してしまうくらいでさ(^-^)箸が転んでもおかしい年頃ってこともあろうが、箸が転んでもキャーキャーしてしまう年頃っていうことなのかもしれないが(^-^)

 まあその時の僕と彼女たちとのやり取りが少し面白い。記憶を頼りに少し思い出してみよう。

「どうして、そんなにうまくなったんですか?」

「それだけお金つぎ込んで、しかも長くやってるからねえ」

 といった当り障りないところから始まりつつ・・・その後

「お子さんいらっしゃるんですか?」

(な・・なぜ(^-^;どうしてそんな発言が・・・でも、やっぱおれ老けて見えるんやなあ・・って三児の父と見られたこともあるけど)・・・私の心の声

「いやあ・・・いたらこんなところでDDRしてないよね」

「じゃあ独身?」

(まあ、もてない男っすから(^-^;)

「うん」

「じゃあ、これからっすね♪」

「そうこれからだけどさ(^-^)」

 中学生だか高校生だかの女の子達の言葉にどぎまぎしつつ・・・踊り始めようとする私に

「お父さ〜ん」みたいな冷やかし混じりの掛け声

「おいおい、これでも28歳だよお」

「25歳に見えましたあ♪」

(おいおい、そんなに若くして夜のお姉さん的話術テクを駆使しなくても・・・(^-^;)

 そんな感じで盛り上がりつつ、僕も久々に素直に感動してくれる観客を前に存分に気持ちよく踊らせてもらったわけだが・・・なんだか

「記念にいっしょにプリクラ撮りましょうよう♪」

(え?なぜ・・・???)

「いや、もういい年だし・・・そんなことしているわけにも・・・」(いきなり気弱)

 という流れになってきたので・・なんだかちょっと照れてしまって、逃げるように帰ってきたのだけど(^-^)

 もてない「おじさん」の私にとって「キャーキャー」してくれたのは何よりのクリスマスプレゼントだったっす・・・

 ありがとうね、ギャル(死語!?)サン達!!(^-^)

(2000年11月27日) 

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