なぜ「もてない男」を語るか

 

 さて、これを書いている現在、1999年4月・・・このホームページ「もてない男の心の語り」の開設は1998年5月末であるからこのページもあと一ヶ月強で開設1周年を迎えることになる。

 まあ、そんなこともあって、そもそも、なぜ、私がもてない男を語り始めたのか・・・という「そもそも論」を書いてみようと思う。

 そもそも、私が、「もてない男」と称し、「語り」などと言いつつ文章をつづり始めたわけは・・・

 ひとえに面白いページ、読者に楽しんでもらえるページをつくりたかったからである。

 それにつきると言えよう(^-^)。

 私のWEBマスター(ホームページ作成・管理者)としての第一歩は北専門の旅行記サイト「Travellers' Inn」で始まったが、一年間続けてヒット数は2000ヒットあまり・・・これは、やはり少ない・・・読者の皆さんの興味ひきつけられなかった表れであろう。

 これはWEBマスターとしては悲しいことである。ヒット数が伸びて読者に喜んでもらえることこそWEBマスターの本望。

 そこで、去年の今ごろ、なぜ、ヒット数が伸びなかったか考えてみたが・・・

 (1) 旅行記サイトは星の数ほどあり、そのテーマで勝負するにはよほどの努力が必要であろう・・・

 (2) テーマが絞られておらず、いろいろなことをそのページに詰め込みすぎた

 こんなところであった。

 ではではどうすればよいか・・・頭をひねった。

 確かに情報量の多いサイトは役に立つし、見に来てもらえるだろう。でも、そんなに情報をもっているでもなく、働いているので、そんなに時間があるでもなく・・・それは難しい。

 また、なにか、フリーのオンラインソフトでも開発してそれをダウンロードできるところにでもすれば、それもまた受けるだろうが・・・そのような技術もない。

 ではなにで勝負するか…それはテーマの奇抜さではないだろうか・・・そう考えた。テーマが奇抜であれば競合サイトも少ないはず・・・更新がそんなにできなくても、情報量が多くなくてもお客はつくはず・・・そう考えたところで

 さて、どんなテーマにしようか・・・

 考えてみれば、おれは、彼女いない暦生まれて以来じゃないか・・・うん、これは、いけてるテーマだな・・・自分をもてない男として、その観点から語れればきっと面白いに違いない・・・しかも、旅行記サイト「Travellers' Inn」で「もてない男のひとりごと」と言うエッセイも書いてたし・・うんこれでいったら面白いかも・・・

 そんなわけで、もてない男を語るページを作るにいたったわけである。

 さて、人に受ける、笑ってもらえる、喜んでもらえる・・・これを自分の芸でできれば・・・それはプロの芸人なのである・・・それで飯を食っていけるである。漫才師、コメディアンなどの芸人は、総じて自分の芸で人を笑わせ、対価としてギャラをもらい食べていく。それは仕事であるのだから、プロとして相当の鍛錬をつむ・・・素人に真似のできる技ではない。

 でも、自分をネタに笑ってもらうことは、案外素人にもできるのではないか・・・私はそう思っている。

 だから、私はこの「もてない男」のページを作っている・・・自分をもてない男と位置付け、語ること・・・これによって読者の皆さんが笑い、喜び、そして来てもらえる・・・これはWEBマスターとしての本望である。

 そういうわけで、はじめに述べたように・・・もてない男を語るのは、ひとえに面白いページ、読者に楽しんでもらえるページを作りたいからということになるのである。

 おかげさまをもって、現在(’99.4月)、ヒット数は4万ヒットに届きそうである・・・非常にうれしいことである(^-^)

 この一年間、さまざまな人がここを通りすぎていき、また、来てくれている・・・そう、掲示板や、もてるもてないQ・Aを見ていただいてもらってもわかるところである。そして、このページの文章に関してさまざまな反応をくれた人たちも・・・本当にありがとうございます・・・。

 これからも、心をゆさぶる「語り」を綴っていければ・・・こう思っているところである。

 これからもよろしくお願いしたい(^-^)。

(1999.4.10 スターバックスコーヒーにて)

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